シャンガニー族のドラムなのでシャンガニードラムと一般に呼ばれるが、ドラム本来の名前はンゴマ。
木の胴に牛の皮を張って作られる。(最近は木の代わりにドラム缶も使われる。)
伝統行事や祝いの時に先祖の霊をよぶために使われる。
トラディッショナルヒーラー(祈祷師)の道具の一つでもある。
手でもスティックでも演奏でき、皮の張り具合によって音程が変わるので複数のドラムを使えばメロディアスに演奏できて楽しい。
バラはヒョウタンのこと。
ひょうたんが鍵盤の下にたくさん並んでいるので”バラフォン”と呼ばれる。
鍵盤の音がひょうたんに共鳴してびっくりするほど大きな音が出る。
ひょうたんには小さな穴があいていて、その穴にクモの糸(なければビニール袋で代用)を張る。
それがブーブー鳴り、不思議なバラフォンの音を生み出す。
ベンダ族のドラム。
木の胴に牛の皮を張って作られる。
さまざまな大きさがあり、大きなものは直径1メートルになる。
大きいものは伝統行事や雨乞いに使われる。
イニシエーション(成人式のようなもの)では女の子たちが太鼓に合わせドンバダンスを踊る。ドンバダンスに使われるンゴマは”ムルンバ”と呼ばれる。
ドラムには祖先の霊が宿っていると考えられる。胴に彫られた顔は祖先の霊の力を表している。
そのようなドラムには強いパワーがあるので人々は容易に触れない。
アフリカ各地に同じような楽器があり、カリンバ、サンサなど様々な名前で呼ばれる。
両手の親指を使って演奏するので日本では「親指ピアノ」と呼ばれることもある。
オルゴールのようなかわいい音がする。
半分に切った大きなひょうたんの中に入れて演奏すると、共鳴してさらにいい音になる。